ノルウェーでの結婚手続き体験談 その1

私が結婚したのは2014年。当時学生だった彼とワーキングホリデーでノルウェーに在住中だった私の体験談です。
結婚の手続きはノルウェーで行いました。結婚の手続きを進めるにあたって必要な書類は旅行という形で日本に一時帰国した際に自分で揃えました。

では、私の体験した国際結婚の手続きノルウェー編をご紹介します。
まずは大使館のHPより内容を確認してみましょう。

大使館のHPで内容を確認したら、今度は自分の本籍地のある市区町村に連絡し事前に必要書類のかかる時間や料金など確認をしました。婚姻用件具備証明書は役所によって発行時間が変わるそうですが戸籍謄〔抄〕本、出生証明書と一緒に即日発行してくれました。


1. 日本で用意したもの


婚姻用件具備証明書(日本国籍の方)※アポスティーユ必須

戸籍謄〔抄〕本 2通       

出生証明書   2通 ※両方ともアポスティーユが必須


※自分の本籍地のある市区町村にて発行してもらい、外務省でアポスティーユを受ける必要があります。アポスティーユは無料でしてくれますので外務省のHPで確認してみましょう。
※アポステーユとは、「この書類は法的に有効ですよ」というのを証明することです。



書類のアポステーユを受けたら、その書類を翻訳する必要があります。翻訳は大使館でもやってくれますが、その日のうちには出来上がらないので、後日出来上がった書類を郵送してもらうか大使館まで受け取りに行きましょう。


必要書類を日本で揃えたらノルウェーで入籍をするための手続きを進めます。
まずはskatteetaten(税務署)のサイトより内容確認をしてみましょう。

ここでは、結婚の条件を満たしている(prøvingsattest)という結婚許可書を貰う為の手続きを始めました。上記のHPにファイルがあるのでそれをダウンロードして必要事項を記入し、skattekontorに提出しました。

提出する書類は、Erklæring fra brudefolkene før prøving av ekteskapsvilkårene と Forlovererklæringです。この書類は上記のサイトからプリントアウトできます。

※prøvingsattestとは、正式に婚姻を認めてもらう前の書類でこの時点で正式に婚姻が認められたわけではありません。この書類をもらうことで正式に婚姻手続きを進めることが出来るようになるようなのです。


まず、自分のErklæring fra brudefolkene før prøving av ekteskapsvilkåreneに自分氏名、生年月日や国籍など必要項目に記入しチェック項目にチェックしました。相手の方も同様に書類に記入します。
続いてForlovererklæringですが、これは互いの証人(ベストマン)となる方に記入してもらうものです。全て記入したらskattekontorに提出しに行きました。その際には日本で作成した、婚姻要件具備証明書(アポスティーユと翻訳済のもの)とパスポート、在留カードを持っている人は在留カードも持参しましょう。

後日、自宅にprøvingsattestが送られてきます。そうしたら次のステップに進みました。


2. Tingehusで宣誓式の日程を決め宣誓式を行う


後日その書類(prøvingsattest)が届いたら、Tingehusetへ行って結婚の宣誓式を行うに日にちを決めました。この時点では、あくまでも宣誓式の日程をを決めるだけとなります

なぜ宣誓式の日程を決めるだけなのか?というと、宣誓式はお互いに一人ずつ証人(ベストマン)を連れてこなければならないので事前に宣誓式を行う日程を決め、後日宣誓式を行うというような流れです。

なのでお互いの証人となる方、当日来られる方々の都合のいい日にちなどをあらかじめ聞いておいて、それに合わせて宣誓式の日程を組むとスムーズに決められると思います。

尚、所要時間は10分程度です。本人確認の為、当日は必ず身分証を持参しましょう


宣誓式当日は小さな部屋で誓いを立てます。証人以外にももちろん同席するものが居ても大丈夫です。10人くらいの団体で来ている方などもいたので数人居たほうがなんだか雰囲気が出ます。

宣誓を行い、その後お互いがサインをし、証人も同じくサインをしたら宣誓式は終了です。

後日、正式な婚姻証明書(vigselsattest)が届きます。


宣誓式を行い、サインした時点でノルウェーにおいての婚姻は認められた事になっています。日本においては、まだ婚姻届を提出していないので婚姻していない状況となっています。


3. 婚姻届を在ノルウェー大使館に提出する


必要なものは大使館のHPであらかじめ確認しましょう。

戸籍謄(抄)本 2通

婚姻届 2通

記入例:http://www.no.emb-japan.go.jp/Japanese/Ryoji/ryouji_files/marriage.pdf

婚姻証明書(vigselsattest)

婚姻証明書の和訳書類 2通

パスポート(両者ともに持参し他方がよいでしょう)

配偶者のパスポートの翻訳文 2通


大使館に婚姻届を提出した時点で、日本での婚姻も認められたことになります。

婚姻届ですが、ノルウェー人の方の情報は全てカタカナ表記。書き方が分からない部分については空欄で当日持って行った時に受付の人に確認し記入しても大丈夫です。

日本人の方の姓を変える人はこの時点で変えることが出来ます。
後から変えようと思うと、また必要書類が出てくるので名前をどうするかなどは事前に決めておくといいでしょう。


4. 警察でビザ申請のための書類を提出する


UDIのページより警察に提出するための書類の準備をしました。
http://www.udi.no/en/want-to-apply/family-immigration/

自分の国と相手の国を入力し、質問されている項目に答えて進んでいくとChecklist for family immigration for those who are getting marriedと最初に表示されているチェックリストのページに進みます。

このページの一番下にプリントアウトできるボタンがあるので、プリントアウトをしましょう。
プリントアウトしチェックリストに書かれている書類の用意をして質問に答えたら、アプリケーションポータルで申請料を払い、管轄内の警察に予約をして必要書類を全部提出しました。

パスポートの使用ページの全コピーが必要と書いてありましたが、当日パスポートを提出すると担当者の方が全ページのコピーをとってくれました。

写真も必要と書いてありましたが、実際の提出時には要らないといわれました。結婚相手の彼、は学校の成績表やバイトのコントラクト、給料明細などいろいろな書類を用意していました。

収入についての証明は、私たちの場合は当時彼が学生だったこともあり、私自身がワーキングホリデーで働いていた分の給料も合算した収入という形で提出しても良いと言われたので、私の分の給料明細も提出しました。

後に彼の新しい仕事のコントラクトが出来上がった際には、新しいコントラクトのPDFを再度メールで提出したりもしました。警察での申請はかなり書類なども多いので、抜けがないか?など何度もチェックが必要です。

書類を提出したら後は待つだけです。
ビザが無事に下りるとUDIからメッセージと手紙が届きます。

この手紙パスポート在留カード(以前のもの)を持って、予約した時間に行くと新しいカードの手続きが出来ます。写真と指紋を取るだけの簡単なものでした。


最後に、私の場合はビザの申請をしてから約10ヶ月でUDIからビザが下りたとメッセージが届きました。私の場合はこのような流れでしたが、担当してくれた方などによっても話していることが若干違う事もありました。なので必ず確認に確認を重ねていったほうがいいと思います。

私たちはワーキングホリデーのビザが切れる2ヶ月程度前位から手続きの準備を始め、ビザの申請が終わってからは、(ワーキングホリデーから家族ビザへ切り替えた場合は)今もっているビザの状態が継続できないため、仕事も出来ないと言われました。
※本来は現在持っているビザと同じ条件のものが家族ビザが下りるまでは継続されるようです。

10ヶ月という期間は短くはないので少し辛いですが、もしもワーキングホリデーから家族ビザに切り替えようと考えている人がいたら、こういったことも知っておいたほうがいいかもしれません。